■■ 工事監理業務の流れ


1. 工事監理準備


 工事が始まる前に、ポイント監理の工程を計画します。

 

 


2. 施工要領書・施工計画の確認


 工事業者から提出された、施工要領書・施工計画書を検討し、設計図書の条件に適合し、品質が確保されかつ安全性が保証されていることを確認します。

 

 


3. 設計会議・工程会議


 隔週、又は、毎週の定例工程会議を設け、三者(施主様・設計監理者・施工業者)会議・協議を行います。

 

 


4. 材料品質確保・工事全般監理確認


 設計図書・設計書で指定された材料・器具・機器の試験・検査に立会い確認します。

 

 


5. 施工図・承認図の確認承諾業務


 業者より提出された、施工図・製作図・見本・模型・型板等を検討し、工事に支障がない様、期限内に承認し、必要に応じ、軽微な変更や設計変更を立案します。主要な仕上材料、仕上見本等については、施主様と協議し同意をいただきます。

 

 


6. 工事の指導・各工事の段階確認業務


 工事施工の一工程完了ごとに、施工者より検査、確認の報告を受け、必要に応じて確認します。

 設計意図を汲み取れるよう、口頭又は文章・図面等で、工事の指導・説明を逐次行います。

 

 


7. 工程管理・工事進捗状況の確認


 工程表、部分工程表、変更工程表をよく点検し、天候の影響等の不確実な要素、養生期間の確保等を判断し無理な場合は施工者と協議して適切な工程に改めるよう助言します。

 工事の進捗状況が適切であるか、支払条件に達しているか検討を行います。

 

 


8. 変更工事の処理


 請負金額の増減を伴わない軽微な変更の確認と、追加変更の処理、金額増の適正、承認、施工者への指示など、施主様と施工業者との間に、理解に食い違いのないことを確認します。

 



9. 完成検査立会い


 工事完成引渡し前に、施工業者による自主検査、その後、設計監理者完成検査、手直し指摘事項是正確認後に、施主様立会いのもと最終完成検査を行います。(※確認検査機関に工事完了届を提出し、検査機関の完了検査を受けます。)

 不良箇所の手直しを三者で確認し引渡しとなります。

 


10.工事監理報告書の作成


 工事完成後、工事監理報告書を作成し、施主様に提出いたします。